築50年ほど経つ「赤城ビル」は本館ビルとテナントビル分かれていて、当時はすべて印刷にまつわる業者が入っていたそう。現在では印刷業は衰退の一途ということで印刷関連は3社のみ、その他はギャラリーやデザイナーなどクリエイターの方々が多くを締めています。
本館はオーナーさんの赤城印刷㈱がすべてを利用していた時代があり、当時は多くの職人さんが働いていたようです。大変広い本館なのですが、「謎の扉」がいくつかあり開かずの間として気になっていました。そんなところオーナーさまが「ここも使えますか」と新たに2部屋ご紹介頂きました。
まずは、かつて多くの職人さんが利用していた元「食堂」です。当時はあっただろう食卓などはなく、北西から入る柔らかい光とアップデートされることなく残置された家具や設備は昭和の薫りが漂います。ここはぜひ「探偵事務所」で使って頂きたい!
お次は4Fにある元「事務所」です。ここは部屋自体に魅力があるわけではありません。人気のオプション「ピロティー」を上から俯瞰で撮影することもできますし、照明を打つこともできるピロティーの魅力を増進させる部屋なのです。
並びにある4Fのロケーションも扉を開ければ望むことができます。
この「食堂」と「事務所」の2ロケーションが追加され「4F」「2F」「1F」「テナントビル3F」オプションで「屋上A」「屋上B」「屋上C」「ピロティー」をあわせて、赤城ビルだけで10のロケーションです。
神楽坂という「演者」や「制作」に優しい立地もさることながら、一つの建物でバラエティー豊かな撮影ができるということでご利用いただいたお客様には好評です。まだ出てくるかもしれない赤城ビルに乞うご期待です。
ロケハンはhechimaの岩西(TEL 080-9400-4123)までお気軽にお問い合わせください。
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